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食文化とは、食材や調理方法はもちろん、嗜好と栄養、食器やマナーといったものまで食にまつわるすべての文化を含む人類共通の概念です。
世界の食文化の歴史をみると、そこには民族や国、宗教や風俗の違いで多様化してきたものと、交易や征服支配などを通じて伝搬されたものがあり、それらが時代の変化とともに様々な形に変化してきています。
一方で、グローバリズムの広がりで、世界のどこにいてもハンバーガーやインスタントラーメンが食べられるなど、食文化の均一化も進みつつあるようです。これに対して、地産地消やスローフードなど固有の食文化を大切にしようと、日本などでも郷土料理の見直しが取りざたされるようになってきています。
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米は、インドアッサムから中国雲南省または中国揚子江下流が起源とされていて、東アジアへ普及していきました。また、麦類や肉・乳は、メソポタミアを起源とし、東はインド西部、西は地中海地域からユーラシア大陸へと広がっていきました。
米食文化は、米が毎年連作が出来ることから、米を主食とし、おかずを副食とする食事体系がアジアを中心に古くから出来上がっていました。
これに対して、ヨーロッパなどでは、麦の連作が出来ず、収量も米に比べると少ないことから、主食となりえず、むしろ、畜産物をおいしく食べるための引き立て役になり、今日に至っています。肉食では、主食、副食という区別がありません。
世界各国の食文化は、長年、その地でとれた農産物などの食材と、その地域特有の食習慣などが相まって形づくられてきました。
- フランス・・・フランスパン、フランス料理独特のソース
- ドイツ・・・ソーセージ
- イギリス・・・ローストビーフ
- イタリア・・・パスタ料理
- アメリカ・・・ベイクド・ビーンズ
- ロシア・・・黒パン、カーシャ、シチュー、ボルシチ
- インド・・・カレー
- 中国・・・上海料理、四川料理、広州料理、北京料理
- 韓国・・・キムチ
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