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よく言われていることですが、食という字は「人に良い」と書き、食事は「人に良いこと」と読み書きできます。胃袋だけではなく、心も満たしてくれ、感性を豊かにして、味覚を育ててくれるのが食事です。
食の多様化でがんや糖尿病が増え、生活習慣病の低年齢化も深刻な問題です。これらを防ぐためにも、食育の必要性が高まっています。
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最近「食歴」という言葉をよく耳にします。生まれてこのかた、毎日の食を大切に考え何をどのように食べてきたかという個人の食の履歴が重要視されるようになってきたということです。
「学歴、職歴より食歴」という価値観が広がってきているようです。どんなに立派な大学を卒業しても、どんなにすばらしいキャリアを積んできても、健康を害してしまえばお終いです。何をどう食べてきたかで、人生と生活の質が決まります。
飽食と過食が当たり前になっているわたしたちは、忙しさにかまけて毎日の食事の大切さを忘れがちです。朝食抜きの不規則な食事で栄養が偏り、肥満や糖尿病、生活習慣病を増やしています。
また、若い世代の過激なダイエット、特に10代の若者のダイエットは身体がぼろぼろになり、取り返しのつかないことになります。そのほかにも、残飯や消費期限切れで処分される大量の無駄、旬をなくした食材など、食の問題を数え上げればきりがありません。
食育はこれら諸問題の解決に役立つばかりか、キレる、むかつくなどの心の問題までにも良い影響を与えてくれます。
自分の健康は自分で守る。今こそ食のありかたを見つめなおし、食育を真剣に考える時ではないでしょうか。
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